いつまでもこども

語彙力のないオタクのメモ

23時

マイファースト自担 岸くんがジャニーズを辞めるらしい

皮肉にも23時すぎにファンクラブからのメールが来た。岸くんはデビュー曲シンデレラガールで「PM23時間近の賑わう街並みにまださよなら言うには全然早すぎるのに」という歌割りをもらっていたけれどまさか4年後にこんなことになるなんて思ってなかった。

私は23時すぎ新幹線の中にいた。現担当の浮所くん出演の舞台「少年たち」を観に名古屋から東京に帰って来たところだった。

数日前滝沢さんが辞めた知らせもあったが、正直滝沢さんが事実上のプロデューサーな訳で、公演中にやめるってどういうこと?とは思ったがオタクに本当の理由を知るすべもないし知ったところでどうにもできない。なんだかなと思いながらも、やっぱり生のステージは最高だし、浮所くんも最高だし……とか思いながら東海ウォーカー*1に載っていたお土産やらを買い行きと比べて明らかに重くなった荷物をまとめていた。

新幹線の窓から見えるめちゃくちゃ馴染みのある丸の内の景色に東京に帰ってきた実感が湧いた。

馴染みのない街は歩くだけで疲れた。名古屋は遠征でしかきたことがないし、胃が弱い人間には名古屋飯は少々ハードだった。訳が分からないくらい短期間で申し込みをさせられたジャニーズワールドの事を思い出し、来年もたくさん来れますようにと願掛けじゃないけど帝劇の方向に念を送った。  

夏は六本木冬は有楽町に通うのが私のここ数年のルーティンだった。名古屋と違って土地勘しかない街。GoogleマップもYahoo乗換案内も見ずに真っ直ぐこれてちょっと座るカフェの場所だってよく知ってる。

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ジャニーズJr.の岸くんが好きだった。初めて帝国劇場に足を踏み入れたのは岸くんのでていたエンドレスショックを観に行ったときだった。 当時高校生だった私も今や社会人になりその間紆余曲折経て浮所くんに降りた。初めての遠征、初めてのチケット交換、初めてのTwitterのフォロワーと会ったりとオタクとしての経験値を上げてくれたのは岸くんだった。

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なかなかデビューをしない岸くんがもどかしかった。担降りもしてデビューした岸くんは自分から見ようと意識しなくても街中やテレビで観る機会がめちゃくちゃ増えて感激していた。これがデビューなのか……と羨ましくも思った。

1週間経っても今回の事は正直悪い夢だったらいいのにと思ってしまう。Wゆうたのドリボはこのまま映像化されないだろうし、SHOCKに岸くんがライバル役で戻ってきて欲しいななんて希望も本当にかなわないのかと思うと悲しい。

たまたま好きになった人がジャニーズJr.だった。ただそれだけといえばそれだけだけど、ジャニーズを辞めることで仲良しな先輩とのエピソードも今のようには聞けないだろうし、1月から浮所くんと2人でやるドラマをどう見届けていけばいいのか私にはわからない。Jr.担としてはあんなにきらびやかなキンプリがこんな形を迎えるなんて信じられない。なぜ?どうして?と思ってしまう。オタクの知らない何かがあるのかも知れないがそれを知ったところでこの決まった結果は変わらないし私にはどうすることもできない。もしかしたら、わからないことだらけの方が幸せなのかもしれない。

わからないという免罪符で何もかもを流したいというのも本音なのかも知れない

そうでもしないとよくわからないニュース記事やネット上の噂や色んな発言に流され考えるうちにあら不思議!陰謀論者の出来上がり!になりそう。こうして人は陰謀論者になるのか……という気づきとそれを俯瞰で見るやけに冷静な自分もいた

猶予が1年もあるのはよかったのかもしれないけどここから実はこの環境や仕事を辞めたいと思っている状態だと理解した上で見るのもそれなりに辛いが突然居なくなってしまうのも辛い。

ちょっと距離を置いてみるかと思っても「キンプリ」で自動録画をかけたままのBlu-rayはワイドショーをどんどん録画するし、ニュースサイトから通知はくるし、避けようにもこの世にセブンイレブンが多すぎる。

関係ない動画を見ててもYouTubeヒルマイルドのCMは流れるしドラッグストアには大量のキンプリのポップがあるし、職場のアルコールは手ピカジェルだった。

とりあえずJr.大賞はとにかく無心で記入して全ての投函を終えた。デビューしてこんな運命が待ち受けてるなんて思いもよらなかったけれど、オタクにはどうにもできない

以上1週間経過時点での心境でした。

*1:季刊になったが浮所くんの連載を続けてくれる神雑誌